アメリカ産いちごとは?特徴・時期・日本産との違いを解説
毎年6月を過ぎると、お取引先のケーキ屋さんから決まって聞かれることがあります。
「国産のイチゴが手に入りにくくなってきたけど、何か良いものはない?」というご相談です。
国産イチゴの旬は冬から春。
夏場のケーキやスイーツに使うイチゴをどう確保するかは、
洋菓子店や飲食店の仕入れ担当者にとって毎年の悩みどころではないでしょうか。
そこで頼りになるのが、アメリカ産のイチゴです。
弊社トロピカルストリームでも、夏場は地方のケーキ屋さんに卸すなど、多くのお取引をいただいている商材です。
今日は「アメリカ産のイチゴ」について、特徴と仕入れのポイントをお話しします。
夏のイチゴはアメリカ・カリフォルニア産が主役
国産イチゴの出荷が細る夏場、その穴を埋めているのがアメリカ産のイチゴです。
産地はカリフォルニア州。アメリカのイチゴ生産量の約9割を占める、世界有数の産地です。
日本への入荷時期は、例年6月末から11月末ごろまで。
ちょうど国産の端境期と重なるため、「夏のイチゴ」として業務用を中心に流通しています。
実は、日本の生鮮イチゴ輸入量のうち約95%がアメリカ産というデータもあります
(出典:農畜産業振興機構「米国におけるいちごの生産および輸出動向」)。
夏場のケーキに載っているイチゴは、実はアメリカ産だった…ということも珍しくありません。
日本のイチゴとの違いは「酸味」と「サイズ」
アメリカ産のイチゴは、日本のイチゴとは品種がまったく違います。
特徴を一言でいえば、「酸味がしっかりあって、サイズが大きい」こと。
日本の品種のように生食での甘さを追求したものではなく、
輸送に強く、果肉のしっかりした品種が中心です。
「それなら国産の方が良いのでは?」と思われるかもしれませんが、
実はこの酸味こそがお菓子づくりでは強みになります。
甘いクリームと合わせたとき、酸味のあるイチゴは味がぼやけず、
全体の輪郭をキュッと引き締めてくれるんです。
ショートケーキやタルトとの相性は抜群です!
また、粒が大きくて形がしっかりしているので、最近はイチゴ飴の材料としても人気があります。
飴をまとわせても存在感が負けない大きさは、国産の夏イチゴではなかなか出せないポイントです。
サイズが揃っていて数量も安定して確保できるため、
業務用の仕入れには非常に向いている商材だと弊社は考えています。
弊社のこだわりは「ドリスコール」と成田直送の鮮度
弊社が扱うアメリカ産イチゴは、「ドリスコール(Driscoll’s)」というブランドのものです。
ドリスコールは世界最大級のベリー専門企業で、独自に品種開発を行っており、
品質の安定感には定評があります。
そしてもうひとつのこだわりが、配送ルートです。
弊社は市場を通さず、成田空港の倉庫から直接配送しています。
カリフォルニアから日本までは空輸で2~3日。
市場を経由する流通よりもワンテンポ早くお届けできるので、鮮度が違います。
イチゴは足の早い果物ですから、この1日の差が売り場や厨房での持ちに効いてくるんです。
このルートを確保できているのが、弊社の強みのひとつです。
詳しい仕入れの中身は企業秘密なので言えませんが…(笑)
食品衛生法に基づく安全性について
「輸入のイチゴって、安全面は大丈夫?」というご質問もよくいただきます。
結論からいうと、日本で流通している輸入イチゴは、食品衛生法に基づくチェックを通過したものだけです。
輸入されるイチゴは、食品衛生法第27条に基づいて検疫所への輸入届出が義務付けられています。
検疫所では食品衛生監視員が審査を行い、残留農薬などの規格基準に適合しているかを検査します。
基準に適合しないものは、そもそも国内に流通させることができない仕組みです
(出典:厚生労働省「輸入食品監視業務」)。
弊社がお届けしているアメリカ産イチゴも、もちろんこの検査を経て輸入されたものです。
安心して売り場や厨房でお使いください。
今後の注目はオランダ産
また最近では、オランダ産のイチゴも一部見られるようになりました。
食感や味わいが日本のイチゴに近く、品質は良いものです。
ただ、現時点ではまだ価格が高く、業務用として広く使うには少しハードルがあります。
今後、価格がこなれてくれば選択肢として増えていくかもしれません。弊社でも動向を注視しています。
まとめ
- 国産イチゴの端境期(6月末~11月末ごろ)は、カリフォルニア産のイチゴが主役
- 日本の生鮮イチゴ輸入量の約95%はアメリカ産
- 酸味が強く粒が大きいので、ケーキ・お菓子・イチゴ飴など業務用に最適
- 弊社はブランド「ドリスコール」を、市場を通さず成田空港の倉庫から直接配送
- 鮮度の良さが弊社の強み
- 輸入イチゴは食品衛生法に基づく検疫所の審査・検査を通過したものだけが国内に流通
- オランダ産は品質良好だがまだ高価。今後の価格次第で注目
アメリカ産イチゴの仕入れをご検討の方へ
「夏場のケーキ用イチゴを安定して確保したい」
「イチゴ飴用に、大粒で形の良いイチゴを探している」
「まずは試しに少量から仕入れてみたい」
そういったご相談を、弊社では随時お受けしています。
時期や数量に応じて最適なご提案をしますので、気軽にお問い合わせください。
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それではまた。
株式会社トロピカルストリーム
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